ピーター・スワンソン著、「そしてミランダを殺す（The Kind Worth Killing）」です。務台夏子訳、創元推理文庫。状態は、全般に良好です。送料は、クリックポストで185円です（※厚さ2cm以下の文庫本は、合計１㎏を超えない範囲で計4冊程度まで同梱可能です）。

★内容：　ある日、ヒースロー空港のバーで、離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに声をかけられる。彼は酔った勢いで、１週間前に妻のミランダの浮気を知ったことを話し、冗談半分で「妻を殺したい」と漏らす。話を聞いたリリーは、ミランダは殺されて当然と断じ、殺人を正当化する独自の理論を展開してテッドの妻殺害への協力を申し出る。だがふたりの殺人計画が具体化され、決行の日が近づいたとき、予想外の事件が起こり・・・。４人の男女のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の攻防が語られるスリリングな快作！

　◎第2位　『このミステリーがすごい！2019年版』
　◎第2位　『週刊文春ミステリーベスト10　2018』
　◎第2位　『ミステリが読みたい！2019年版』

★著者、ピーター・スワンソン（Peter Swanson）は1968年、アメリカ、マサチューセッツ州コンコード生まれ。コネチカット州のトリニティ・カレッジ、マサチューセッツ大学アマースト校、エマーソン・カレッジに学ぶ。2014年に『時計仕掛けの恋人（The Girl with a Clock for a Heart）』でデビュー。2015年に刊行された第2長編となる『そしてミランダを殺す』が、英国推理作家協会（CWA）賞のイアン・フレミング・スチールダガー部門で最終候補となった。その他の著作に”Her Every Fear”、”All the Beautiful Liesv”、”Before She Knew Him”、”Eight Perfect Murders”など。現在はマサチューセッツ州サマーヴィルで妻や猫と暮らす。

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